転院後 10年間の記録/ がんの治療をやめたいだけなのに~妻の目線

S 病院に転院してから10年間は
月1回の診察 血液検査
3ヶ月に1回のエコー • CT あるいは MRI 検査
を受けながら 落ち着いた 日々を送っていた
それは C型慢性肝炎のこと。
精神科の方は ちょっと色々あったかな
〈 心因反応 〉で 1ヶ月の診断書が出ていたんだけど 結局は3ヶ月休職した
その後 職場復帰
たしか 7、8年後 風邪をひいて 高熱だったので2日休んだ
出勤して 4日目に 早退してきた
「どうしたの?」
「ざわざわして 周りの人が怖くなって 我慢しとったけど無理になった」と。
えっ もしかして また あれが……⁉
幻視 • 幻聴はなくてホッとしたけど 結局は 〈うつ病〉の診断。
そのまま病気休暇に入る
静養をして
その後 何回も職場復帰をしようとした
夫は公務員で 長期休職者が復帰するには
民間でいう産業医の審査を受けなくてはいけない
県庁所在地にある 支部の本庁に 2回ほど受けに行った
結果は どちらも 「まだ 静養が必要」と判断された
その間に 私も 入退院を15回以上
短期間もあれば 8ヶ月という 長期間の入院もあった
そんなことを繰り返しながら 病気は進行して
2005年からは車椅子生活になり 仕事も辞めていた
夫の職場の決まりで 病気による休職は 最大3年まで。
途中から 給料も8割 に減り そのあと
共済組合の傷病手当金で6割くらいに減っていた
いや 6割もくれている方が すごいけど。
もうすぐ3年になる という時に 夫に言った
「仕事やめてもええよ」
「もう 頑張らんでもええよ」
夫は この時も 復帰を目指して 頑張ろうとしていた
でも 期限も迫ってきて 焦るばかりで
逆に悪くなりそうな 危うさにも見えていた
2人とも病気で 高額療養費制度があるとはいえ 毎月の医療費は ばかにならない
特に 私のCIDPは 免疫グロブリン製剤という ちょと特殊な薬を使う
この薬が ビックリするほど高い
この時はまだ 特定疾患に指定されていなかった
3割負担でも 我が家には とてもとても・・・・・・
こういう状態で 二人とも無職になる選択は ありえないけど
なんとかなるでしょ!
結局 夫は退職した