ハァ…キテシマッタ…/ がんの治療をやめたいだけなのに~妻の目線

 

  今日の誕生花 ニゲラ 花言葉:とまどい

~前回からの続き 

2日目も普通に会話ができるし 特別 様子がおかしいこともないので

あーもう大丈夫かも

このまま無事に過ごせますように

 

2日目に帰ろうとした時

「明日 ちょっと早く来てくれん?」

「いいけど、なんで?」

「別に何もないけど • •  なんとなく • • 」

看護師さんに聞いてみたら「朝早くからでもいいですよ」と言ってくれた

 

いくら早くといっても…… 

私はまだ運転ができる状態じゃなかったので 

8時くらいに病院に着けるように 母にお願いした

 

急に「早く来て」って・・・ 

気になって 8時まで待てない!

母が毎日 5時に 起きているのが分かっていたので 早めに来てほしいと電話をした

病院に着いたら7時前

 

早すぎると言われたら 外来のロビーで待っとこうと思って病棟に向かった

 

エレベーターを降りたところで 看護師さんが 私の顔を見るなり

「あ──  早く来てくれた── よかった── 」

明け方から 大変だったと。

点滴を抜いて 血まみれになってみたり

近くにあった ティッシュや 枕を投げ飛ばしたり、、、

 

病室に行ってみると 胸に大きなてんとう虫がとまっている

てんとう虫は 動いて 服から外れたら  警報音がなる仕組み

すでに 何回も 鳴らしたそうだ

はあ~~~

来てしまったか

悪い予感だけは 確実に当たる

 

精神科の先生と話し合って

私が泊まり込むことになった

 

私は車いすだし 手も動かないし

付き添いができる体ではない

逆に迷惑になるだけ

だけど しょうがない

 

夫の両親は 義父は くも膜下出血後のリハビリ中

義母は たまたま 腸の病気で入院中だった

母はどう?

母では 夫が落ち着かない

私じゃないと ダメらしい

 

と書けば すごく仲のいい夫婦のように聞こえると思うけど

そんなことは 全然なくって

精神科の先生が言うには

普段に近い環境にいること〉  が大事だそうで

普段の生活で 使っているもの、 たとえば 時計でもいいから 

よく目につく所においておくと 安心するらしい

その 普段の生活の中にあるものが〝 私 〟ってこと